50代女性「歯茎の黒ずみが気になる」メタルタトゥーをレーザー治療で除去した症例

はじめのご相談内容 「歯茎の黒ずみが気になる」「歯周病の治療がしたい」とのことでご相談いただきました。
特に歯茎の黒ずみについては諦めていたそうで、できれば今回で治したいとのことでした。
診断結果 拝見したところ、一般的にも広範囲かつ重度の色素沈着が見られました。
原因は前歯に入っている金属を過去の治療で削った際に、金属片が飛んで付着した可能性が高いです。
行った治療内容 もともと歯周病の治療を予定されていたので、その後にレーザーを使った治療をご提案しました。
ご本人も「治るところまでで」とのことでしたので、お痛みなども考慮して負担の少ない範囲での治療を心がけました。
現在の様子 レーザー治療を行った範囲が広かったため、治療後のお痛みを懸念しましたが、結果的に全く痛みは出ずにすみました。
想定よりもキレイに着色を除去できたため、大変お喜びいただきました。
このケースのおおよその治療期間 約1ヶ月
おおよその費用 約50,000円(広範囲のため)
治療のリスクについて レーザーを用いた治療では、処置後に痛みが出る可能性があります。
治療の効果には個人差があります。
メタルタトゥーとは?

今回の患者様のようにお口の中に入っている金属の被せ物や詰め物の周辺が黒く変色することを「メタルタトゥー」と呼びます。
こうなってしまう原因は、金属イオンが溶け出して周囲の歯ぐきに沈着してしまうためです。

「見た目が気になる」とご相談いただくことが多いですが、他にも金属アレルギーの可能性を高めてしまうなどの問題もあります。

基本的には金属を使っている治療箇所のやり直しや、レーザー治療やピーリングで歯茎の色を戻していく方法をとります。

治療前

治療後

ココシカ症例バナー